2025.01.03 梅兰芳大剧院へ京劇を見に行く!

 日本でいう歌舞伎や能にあたる中国の伝統芸能「京劇」は存在こそ知ってましたが、いったいどういうものか分からなかったので、思い切って見に行くことにしました。劇場は自宅から電動バイクで30分くらいのところにある梅兰芳大剧院、西二環にあります。

 でっかい劇場です。劇場の前には车公庄という地下鉄駅があったので、わざわざこんな寒い中バイクで行かなくても、地下鉄で行けばよかったとちょっと後悔しました。

 新年に合わせて1日から3日まで違う劇があるようで、私は3日目の『京剧青春版《杨门女将》』を見ることに。事前のお知らせだと夜19時半から2時間だと聞いていたんですが、会場に行くと3時間に伸びてました。3時間… 

 会場に入ると人で賑わってます。どっちかというとお年寄りが多くて、若者はほとんど見ません。妻によれば、伝統的なものだから若者にはあんまり人気がないそうです。

 京劇、何か芝居のようなものを想像していたんですが… 実際に見てみると歌唱劇、ミュージカルのようなものでした。

 舞台の袖には楽器を演奏する人たちがいて、俳優さん(?)の動きやストーリーの進行に合わせて楽器を弾きます。俳優さんたちの話し方はかなり芝居がかっていて、普通の中国語の発音には聞こえないアクセントだし、あと裏声か何かのような特殊な発声方法を使ってるみたい。特に女性のセリフは裏声みたいなの全開で甲高く、時々オペラっぽさも感じます。

 あと、舞台の左右にはモニターがあってセリフが表示されているんですが、たぶんそれが無ければネイティブでも完璧に聞き取れないのかもしれません。

 途中急に幕が下りてきて会場が明るくなったかと思ったら、10分休憩が挟まれました。全3時間もあるのでありがたい。

 ところどころで観客席から掛け声がかかったり、拍手が起こったりするのは歌舞伎っぽさを感じました。前に座っていたおじさんは何度も京劇を見に来ているのか、躊躇せずに「よっ」と大声を出しては拍手し、それにつられて周りも拍手をする空気になっていて、見た感じプロ。はじめてで何も分からない状態で、そんな人の近くに座れたら逆にラッキーです。

 私は終始セリフも聞き取れないし、訳も分からないまま3時間座ってましたが、良い経験ではありました。




コメント

コメントする