以前楽器店に行った時にたまたま出会った美術専門の学生がいます。美術と言うと絵のイメージがあるんですが、美術学院は絵やダンス、音楽、彫刻など、いわゆる芸術方面に長けた学院です。彼はギターを専門としていて、私と趣味が一致していたために連絡先を交換しました。いや、彼は趣味ではなく専門ですから言い方がちょっと失礼かもしれませんね。今日はその彼とご飯を食べに行きました。日本語を全く話せない人とご飯を食べるのは初めてです。つまり、意思疎通は私の中国語頼みでした。
結果を言うと、まあ最初からうまくいくわけもありませんね。彼と彼の先生が話すネイティブの中国語を聞き取るのは難があります。せいぜい10%程度の単語を聞き取って話の流れを推測するくらいです。ところが私に話しかける時は手加減をしてくれます。これはほぼ聞き取ることができました。手加減されて悔しいと思うほどまだ中国語のレベルは高くないので、現状では他人頼みで意思疎通出来るなら及第点かなあ。

今学期から学校での勝手にも慣れてきて余裕ができました。中国語の勉強にも意識的に努めるようにしてます。時間があれば一年生の自習室へ赴いて、平仮名の発音を教えつつ、私も中国語を教えてもらっているというわけです。しかも一年生の名前や特徴も覚えられて一石何鳥にもなります。
日本語教師の大先輩が言っていた言葉が印象に残っています。「異国で生活をしたからといって語学が必ず上達するわけではなく、言葉なんか使わなくても買い物はできるし、生活もできる。ましてや日本語教師という立場であれば学生もいるのでどうにでもなる。」さらに「言葉を教える立場として外国語を学習した経験がなければ説得力にも欠ける」とも言いました。本当にそうだと思います。今の一年生に追い越される事ないよう、これから一緒に交流していけたら良いなと思います。ここ最近の中国語に関する進展は、中国での生活に対する不安を大きく取り除いてくれたような気がします。
明日も一年生に関する行事がありますから、交流する機会があったらいいですね。

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