【練習問題】（57）「～直す」の用法

【練習問題】（57）「～直す」の用法

【　】内に示した観点から見て、他と性質の異なるものを、それぞれ１～５の中から一つ選べ。
　
【「～直す」の用法】
　１　男らしい振る舞いに彼氏を思わず見直した。
　２　忘れていた部分を勉強し直した。
　３　納得のいく出来にならず作り直した。
　４　先生に作文を書き直すよう言われた。
　５　資料に不備があったので全て印刷し直した。

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解説

　１　「見直す」で一つの動詞です。複合動詞の後部要素ではありません。
　２　もう一度～する（もう一度勉強する）
　３　もう一度～する（もう一度作る）
　４　もう一度～する（もう一度書く）
　５　もう一度～する（もう一度印刷する）

　「～直す」は前項の動作が不足してたり、十分でなかったりするときにその動作をもう一度行って充足させようとすることを表します。「もう一度～する」に言い換えることができます。
　しかし選択肢１は「もう一度見る」と言い換えることはできません。「見直す」はこれで一つの動詞であり、他の選択肢と意味が違います。

　したがって答えは１です。