【敬語練習問題】(91)同じ種類の敬語を三重に使ったもの
一つの語について同じ種類の敬語を三重に使ったものの例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 お帰りになられる
2 お見えになられる
3 お休みになられる
4 お食べになられる
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解説
「敬語の指針」によると、一つの語について、同じ種類の敬語を二重に使ったものを二重敬語と呼びます。
しかし日本語には、一つの語に同じ種類の敬語を三重に使った例も見られます。
選択肢1
「帰る」を尊敬語にしたのが「お帰りになる」で、さらに尊敬語「~(ら)れる」をつけたのが「お帰りになられる」。
一つの語に尊敬語を2つ使っています。
選択肢2
「来る」を尊敬語にしたのが「見える」で、それをさらに尊敬語にしたのが「お見えになる」で、またさらに尊敬語を加えたのが「お見えになられる」です。
一つの語に尊敬語を3つ使っています。
選択肢3
「休む」を尊敬語にしたのが「お休みになる」で、さらに尊敬語「~(ら)れる」をつけたのが「お休みになられる」。
一つの語に尊敬語を2つ使っています。
選択肢4
「食べる」を尊敬語にしたのが「お食べになる」で、さらに尊敬語「~(ら)れる」をつけたのが「お食べになられる」。
一つの語に尊敬語を2つ使っています。
答えは2です。
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