
ふと先学期のことで印象に強く残ってること思い出したので書きます。
去年新しく来た中国人の先生と、食事した後歩いて帰りました。
先生は日本語教師歴こそないものの、教職という立場で言えば私の大先輩にあたります。
ですから学校のことや学生のことで話し合ったり、情報交換することもありました。
その先生が、ある時私にこんなことを言ったんです。
「高橋先生はすごいですね。こんな小さい都市の小さい学校に来て、長い時間ここにいる。お金に興味もなく、ずっと真面目に仕事をしています。どうして別のもっと良い場所に行かないのか不思議です。」
こんな話を言われるのは初めてでした。
確かに小さい都市です。そして小さい学校です。他の日本語教師のブログなんか見ても、学校の規模は比較にならないほど小さい気がします。
また学校の設備なんかも劣り、お世辞にも環境面で良いとは言えないところではあります。
その先生に言わせてみれば、こんなところに長い3年もいるのが信じられなかったそうです。
違う学校を探そうと思えばすぐ見つかりますし、給料だってもっと上がるでしょうし、もっと優秀な学生とも出会えるかも。
そんなことを言ってました。
別の学校に行こうっていう考えは、この3年半で考える事はあってもその気はありませんでした。
給料は確かにあまり高くありませんが、中国で生活する分には何も問題ありません。
この学校に来る学生は中国全土で見れば優秀とは言えないかもしれませんが、学校の中で働く以上そんなこと関係ありません。
学生への期待がことごとく裏切られても、それを学生の能力のせいにしていてはやっぱり教師として失格だと思います。
私自身お金に興味がないわけでもないですし、真面目に仕事しているわけでもないと思っているんですが…
でもその先生の話はとても光栄です。
ビザの関係上、少なくとも5年間はここにいるつもりです。
昔の仕事では逃げるように辞めてしまったので、次は同じことを繰り返さないよう意地でも逃げずに続けたいんです。
同時に何か爪痕のようなものを残さなければならないと、少し焦りも感じてきています。
その先生が思うほど、私の現状はあんまり美しくないんですけどね…

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