作文の授業ではほぼ毎回作文を書かせるようにしています。学生のモチベーションを保つためにも、テーマは考えて面白いものを選んでいるつもりです。

今週は「1億元あれば何をしたい?」という質問にしました。日本では、大体宝くじ1等の3億円だったり、あるいは100万円だったりするので、その感覚に相当する額です。始めは「1000万元(2億円)あったら何したい?」だったのですが、学生から「少ない!」という声が多く、結局1億元になりました。2億円で少ないと思うなんて驚きです。確かに、中国では日本よりも”給料の高さ=権力誇示”のようなところがありますから、少ないと思うのは国民性なのかもしれません。
結果として人気だったのは「別荘を買う」でした。学校も仕事も辞めて海外や南国へ移住したい意見が多数です。言わずもがな「親孝行」はほぼ皆言及していましたが、そのほか、「寄付」と答える人も1/3ほどいたのです。自分のためではなく、教育が十分に受けられない人のため、環境保護のため、貧困層のため。まさかとは思いましたが、そう思えるのは中国の格差問題が背景にあるのかもしれません。

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