6月8日(土)から音声学の短期講座がはじまります。

本場の小籠包が忘れられない病

 日本に帰ってからというもの、中華料理を無性に食べたくなるときがあります。
 その波がここ数日どっと押し寄せて、2軒の中華料理屋さんにいきました。
 食べたくなるのは小籠包なんですが…

 これ漢字間違ってます。
 「籠」は小籠包を作るための蒸し器、笼屉、蒸笼(せいろ)。
 小籠包の「籠」は饅頭のものに比べて小さいので「小籠」と呼ばれています。
 たけかんむりがないと小さいドラゴンになってしまいますね。どんな料理でしょう。

 繁体字:小籠包
 簡体字:小笼包

 そういえば河北省廊坊、人民公園のすぐ北側に隣する細くて暗い通りには「悦竹翔汤包」というお店があります。
 ここの小籠包は絶品で、毎週末食べにいってました。
 もし廊坊に立ち寄ることがあったらぜひ晩ご飯に行ってください。あのお店は中国で一番小籠包のおいしいお店なんです!

 小籠包のおいしさは、いかに皮を薄くしながら肉汁を閉じ込めるかにつきます。
 あれは家では絶対再現できません。




コメント

コメント一覧 (4件)

  • 面白い話ですね。

    「籠」は肉汁を閉じ込める意。→そうなんですか。知りませんでした。
    籠屉(=蒸籠 せいろう)ではなかったのでしょうか。
    注文するときに、「来一籠、来両籠」のように、数量詞としても使うと思いますが。

    • >匿名さん
      あっ! ごめんなさい。
      私の理解が間違っていました。確認したら籠屉でした…
      驚かせてすみません。

  • 小籠包よりも汤包(灌汤包)の方が読んで字の如く「皮を薄くしながら肉汁を閉じ込める」という点に注力しているかもしれません。
    もちろん、現代において両者の違いはほとんどなくなっていますが…(表面ツルツルかシワシワかくらいかな、でもシワシワ灌汤包も増えているような気がします)

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