東京方言では名詞が指す事物の個数が一つであるか、2つ以上であるかを形式上区別します。たとえば1つなら「私」「あいつ」のように無標の形態を持ちますが、2つ以上であれば「私たち」「あいつら」のように有標の形式を持つようになります。前者は単数形で、「たち」「ら」などがついた形を複数形と言います。ところが世界の諸言語にはこれらの他に、事物の個数が2つであるときにだけ用いられる形式があります。それが双数形です。
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