日本語教師を目指す方向けの試験対策講座が4月5日(土)から開講! 受講者募集中

【言語学】指示対象が2つのときに現れる「双数形」 ~東京方言にはない数の区別~

 東京方言では名詞が指す事物の個数が一つであるか、2つ以上であるかを形式上区別します。たとえば1つなら「私」「あいつ」のように無標の形態を持ちますが、2つ以上であれば「私たち」「あいつら」のように有標の形式を持つようになります。前者は単数形で、「たち」「ら」などがついた形を複数形と言います。ところが世界の諸言語にはこれらの他に、事物の個数が2つであるときにだけ用いられる形式があります。それが双数形です。

 Youtubeアカウント「毎日のんびり日本語教師」もあります!
 動画がいいなと思ったら、チャンネル登録、グッドボタン、コメントよろしくお願いいたします。




コメント

コメントする

目次