10を「とお」と読むのはどんなとき?

日本語Q&A

質問者さん
(中国)

 「十(とお)」はどういう場面で使われますか。あんまり使用例が見当たらないのですが…

管理人

 実はあんまりないです。よく使うのは「十日(とおか)」くらいです。

ぱっと考えられるのは…

 「とお」は和語での数字の数え方です。「りんごを十(とお)ください」と言ってもいいですけど、現代だと「りんごを10個(じゅっこ)ください」というほうが普通なので、そう考えると「とお」が使われる場面はあんまりありません。

 (1) 十日(とおか)
 (2) 2、4、6、8、10(にーしーろーはーとー
 (3) 十人十色(じゅうにんいろ)

 日付の「十日」は今でも使われます。あと、事物を2つずつ数えるときの「にーしーろーはーとー」(※「8」の読みはバリエーションがある)の「とー」でも一応現れます。あとは四字熟語の「十人十色」にも現れますが、こちらは「とお」ではなく、調音がなくなって「と」になっています。

 ちょっと古い言い方ではあるので、文学的な方面のニュアンスが出るかもしれません。例えば「十の秘密(とおのひみつ)」とか言えば、雰囲気もいい感じになります。




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