令和6年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(5)解説

令和6年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(5)解説

(5)ときどき

 「ときどき」は何度か起こる事象の中で、低確率である動作が起きることを表します。時間的な頻度です。例えば「ときどき膝が痛む」などですね。でも問題文のように「ときどき残っています」のように言うことはできません。なぜならこの文脈は時間的な頻度ではなく、物量の話をしてるからです。こういうときは「少し」などを使って「少し残っています」と言えばいいと思います。なので各選択肢を「少し」に言い換えてみましょう。

 1 少し桜が写っています
 2少し予習できません
 3 少し火山があります
 4 少し星が隠れています

 選択肢2は「あまり」が「ときどき」になる誤用のようです。それ以外は「少し」が「ときどき」になる誤用。
 答えは2です。




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