令和6年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(1)解説

令和6年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(1)解説

(1)テ形の誤用

 五段動詞「飼う」のテ形は「飼って」です。「う」で終わる五段動詞はテ形で「って」が現れます。しかしこの学習者は「かて」となり、促音が脱落しているようです。

 1 五段動詞「言う」のテ形は「言って」ですが、促音が脱落して「いて」になってます。
 2 五段動詞「立つ」のテ形は「立って」ですが、促音が脱落して「たて」になってます。
 3 五段動詞「知る」のテ形は「知って」ですが、促音が脱落して「して」になってます。
 4 五段動詞「聞く」のテ形は「聞いて」ですが、「い」が脱落して「きて」になってます。

 選択肢4以外は促音の脱落によってテ形の誤用が起きてますが、選択肢4は「い」が脱落する点で異なります。
 答えは4です。




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