厦門語話者の日本語学習者はナ行とラ行を混同する傾向

厦門語話者の日本語学習者はナ行とラ行を混同する傾向

 昔の学生で、日本語を話す際にナ行とラ行を混同してしまう中国の南出身の人がいました。その人は海南省だったので、もしかしたら海南省の方言が影響を与えてるのかなあと経験則として知っていましたが、実際にそういう論文は探せてなくて今でも分からないままです。でも、一応中国の南の厦門語を母語とする日本語学習者がナ行とラ行を混同するという論文をみつけました。
 例えば次のような例があるそうです。

 概念 がいねん→がいれん
 確認 かくにん→かくりん
 混乱 こんらん→こんなん
 青年 せいねん→せいれん

 こうしてみると、ナ行がラ行に、あるいはラ行がナ行に一貫して変わるのではなくて、どちらも混ざって本当に混同しているみらいです

参考文献

 朱新健(1992)「厦門語と日本語の音声の比較―厦門語話者の日本語発音の習得に視点をおいて―」『名古屋大学人文科学研究』21, 145–173.




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