2025.10.08 遊戯王の大会とアイロンビーズ

 2年生のある学生が作文の中で遊戯王が趣味だと書いていたことをきっかけに、彼から一度遊戯王の大会を見に来ませんか?と誘われました。私も小学校のときに少しだけ遊んでましたから、まさか時代と国を越えてまたここで見られるとはとちょっとびっくりしたんです。それで10月8日、北京の北投购物公园の中にある潮街という日本のアニメ・漫画系のお店がずらっと並ぶ商店街的なところのカードショップ「亚伦国度」に見に行くことになりました。彼からの連絡によると、3つの大学の学生が集まって30人くらいで大会が開かれるみたいです。

 すると、遠くからでも聞こえてくるような賑わいでみんな戦ってました。もっと殺伐としているかと思ったら、みんな仲が良い雰囲気でわいわいやってました。

 驚きなのが、日本語版のカードもあれば、中国語版のもあったことです。日本語版だと意味が分からないのではと思いきや、みんな普通に使いこなしてるようでした。大学内でもサークルがあるようですし、楽しんでるみたいです。

 近くにはほかのカードショップもたくさんあります。とりわけ目立つのがポケモンカードで、こっちはあまり詳しくないんですけど、ショーケースに入ってるピカチュウのカード、これ1枚16000元! ¥マークがあるので16000円に見えるんですけど、というか仮に16000円でもすごいなと思いますが、ここでは16000元、実に30万円以上です。いろんなところに行くといろんな刺激があります。

 で、いろいろそのあたりのお店を見たら、陶芸体験とかハンドメイド体験とかそういう面白そうなお店も並んでて、妻があるハンドメイドのお店に入ってアイロンビーズをやってみたいと言ったので私もやってみました。1人70元くらいで1時間、ビーズは使い放題で完成したものは時間外にアイロンかけて完成品をくれます。

 何を作るかは自由だからネットからいろいろなドット絵を探しました。私たちはイーブイとけろけろけろっぴを選択。私は1時間でようやく作りきったんですけど、妻は30分延長して立て続けにワドルディ、そしてワンちゃんのやつも作りきる手際よさです。ビーズは本当に細かくて集中力が要る作業だし、やりすぎると目が疲れてくるんですよね。

 完成品はこういうふうにアイロンをかけて固めて、それを袋に入れてくれます。これを家でやろうと思ったらビーズとかピンセットとかアイロンとか、いろんなものを用意しなければいけないんですけど、ここは体験できるお店ということですべて用意してくれてます。店員さんも優しかったしいい体験できました。

 北京はこの日8日から10日まで雨が止まず、気温が10度くらいまでぐっと下がり、急に秋感が強まりました。今日11日は3日ぶりにようやく晴れて18度くらいまで戻りましたけど、こうやって冬に向かっていきますね。




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