次回の毎日のんびり勉強会は2/12(木)の20:00~から

中国でたまに商品名や店名に使われる日本語の「の」

 中国に来てから、商品や店名に何度か日本語の「の」が使われているのを見かけました。もっと早く気になっていればたくさん写真を撮っていたんですけど、いろいろ忙しくてそれどころじゃなかったのかもしれないです。それで今日お店に入ったら↑の写真の商品を見かけて、やっと1枚写真を撮れました。「剥皮の软糖」と書いています。妻に聞いたら、中国語で「剥皮软糖」と言っても全然良いところ、その間に「の」を入れているという統語構造のようです。つまりこの「の」はあってもなくてもいい、中国語から見ると何の意味もないもの。たぶん中国人は「剥皮の软糖」を見ても「剥皮软糖」と読むだろうと言ってました。

 写真を撮っておけばよかったなーと後悔してるんですが、こういう「の」が使われていたお店もどこかにありました。妻いわく中学校の頃からこの「の」を見ると言ってて、「の」があるとオシャレ感が出るそうです。日本でも外来語を使ったり、英語を使って表記をするとちょっとカッコよさが出たりするように、たぶんそれに近い感覚なのだろうと感じました。

 これにまつわる一つの話で、かつて中国には「奈雪の茶」というお茶のお店があり、どうやら日本っぽさを出して高級感を演出するようなマーケティング戦略をとっていたそうなんです。でも2022年には「の」を中国語の「的」に置き換えて「奈雪的茶」とし、「の」を使わなくなる動きがあったとか(『中国飲料チェーン「奈雪の茶」、日本語風の店名を変更』)。国産ブランドを支持する動きや、日本に対する反発などがあったとも言われてます。

 卒論だったらこの辺りを研究してみるのもいいかもしれませんね。たぶん誰かがやってる気がしますけど。




コメント

コメントする