ゴミ捨て場から売れるものを取り出す人たち

 これは廊坊でも起きていたことで、私はずっと気持ち悪いと思ってること。
 ゴミ捨て場にゴミを捨てると、ゴミ回収の人が来る前にゴミが無くなっているっていうことが普通です。というか、私が捨てたそばからゴミ袋を開けて中身を確認して、そこからペットボトルとかを取り出して持ち帰るわけです。これが本当に気持ちが悪い。

 ゴミを捨てるたびに遠くからちょくちょく観察していたんですけど、だいたい次のようなことが言えます。

 ①ゴミ捨て場を通り過ぎるときにゴミ箱の中を覗くのが習慣になっている人がいます。
 歩いて通り過ぎるなら直接ゴミ箱の中を覗くし、自転車で通り過ぎる場合はゴミ箱の横をギリギリで通って中を覗いていく感じです。そのほとんどが老人たちで、性別は問いません。私が捨てている最中でも捨てたばかりのゴミを開けてくるので、羞恥の観念と衛生観念がずっと理解できないでいます。

 ②おそらく、ゴミ捨て場はずっと見られています。
 ゴミ捨て場の周りには4~5階の建物が建っているせいで、誰かがゴミを捨てているかをずっとどこからか監視してる人がいると思われます。ゴミを漁る人がたくさんいて取り合いになっている状況でしょうから、監視しておいて誰よりも早く取りにいくという選択をとるのは戦略としてありえるはずです。

 ずっと私は気持ち悪がっていますが、客観的に自分を分析してみると、やっぱり私は日本の行動基準で現象をとらえてしまっているっていうのはあります。理解できないから頭ごなしに否定していると言われてもしょうがない。だから、彼らがどのような考え方でこのような行動をしているのか知ったほうがいいですよね。っていうことで、↑の写真のおじさんが教えてくれました。どうやら売れるものを探しているみたい。まだ使えそうなものを漁って売るためにこういうことをしているようです。

 うーん… だとしてもですよ。誰かが使ったもの、というだけならただの中古ですが、誰かがどのように使ったのかも分からない上に、いったん超絶汚いゴミ捨て場に置かれた時点で衛生的にちょっと受け付けないわけで… それは売れるものなのか? と思ってしまいます。明らかに汚さの許容度に違いがありすぎて、話を聞いてもまだ呑み込めないでいます。




コメント

コメント一覧 (4件)

  • それは中国でとこでもあるんですよ。上海でも夜よく見れます。
    個人的な理解は、その背景まず中国農民は年金全然ないんです。(一か月200元くらい)
    そのような人はいろんなきっかけで都会に暮らしているけど、かなり貧しいです。ペットボトルなんか取って資源回収やに売れば、毎日十元以上儲かることができます。汚いですけど、格差が多すぎでしょうがないなあ。。。
    ちなみに、ドイツにいた時、夜そのような街のゴミ箱回してペットボトルとる難民みたい人もあります。
    日本にいた時、ペットボトルは誰でもいらない、自販機の横のゴミ箱も“当社じゃないペットボトル捨てるのは禁止”というようなこと書いてあるのを見って、驚きました…

    • >Foxnakeさん
      コメントありがとうございます!
      その背景を知らなかったのでとても参考になりました。
      私のところにいるゴミ捨て場から使えそうなものを持って行くおじいさん、おばあさんとは話もしたことあって良い人なんですよね。段ボールを持って行くと直接受け取ってくれますし。なので、ペットボトルとか段ボールはできるだけ綺麗な状態で持って行って、ゴミ捨て場の横に置くようにしたりしてます。
      格差の問題があるのもここから感じられますね。

  • これは中国各地で広く見られる現象で、実のところ経済状況とは必ずしも直結していないことが多いです。確かに、資源ごみを拾って生計を立てている人もいますが、私自身、高額な年金を受け取っているはずの高齢者や、北京・上海・深センといった一線都市の中心部に不動産を所有する資産家、さらには現役世代の中年層までもがごみ拾いに精を出している姿を何度も目にしてきました。

    彼らの中には、生活のためというより、単に暇つぶしや「手持ち無沙汰」を解消する手段として、ついでに小銭稼ぎにもなるからと行っている人も少なくありません。以前、私の住むマンションでも、住人の一人が拾ってきたばかりの段ボールをエレベーターで自宅まで運んでいるのを見かけたことがあります。

    この現象には一つの利点もあります。中国では厳密な意味での分別がそれほど徹底されていなくても、彼らが自発的に資源ごみを回収・選別してくれるため、実質的なリサイクルが機能しているのです。残ったごみは「乾湿」の二種類に分けられ、乾いたごみは焼却発電に、湿ったごみは昆虫の飼料などを経て高タンパク肥料へと加工されます。最終的な焼却灰までもが透水レンガの材料として再利用されるなど、合理的な仕組みが出来上がっています。

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